厚手の上着を着て歩いていると向こうから半袖半パンの小学生がかけて来るそんな生暖かい、師走目前のきのうの夕暮れどきに撮影先生をしました。受講生は菊地佳奈さん、Bタイプのチャレンジャー最終テスト「動き」のチェックです。チャレンジャー自身がモデル風を演じるというユニークなテストになっております。エヘン!そもそも、、モデル風撮影といえども、、よ〜わ、、準備段階が大切で、本チャンを切っているときはフィルム時代とは違い、カメラ周りの作業がなくポラロイドの温め役、めくり時間管理役も不必要バルカー時代とは違い、チャージ確認の必要もなく今や、モニターの監視役程度なので「それでは、もったいない!」と前回からモデル風も兼務してもらいました。そんなんも「動き」チェックの一環かもなぁ、、で、本チャンアシストはフロント勤務していた岡由実さんにお願いしました。ライティング etc…は前回11/22と同じにし、手抜き工事。〆はいつも、愉快で楽しい記念写真で終えました。えゝっと…あ、そうそう!Bタイプとしての菊地佳奈さんの「動き」はどうかと言いますと、全然存在がありません… って言うか…、空気みたいですつまり、空気のように「動き」がスムーズでしたので大丈夫です、OK!!です。スタジオの隅に掛かっている手拭いのようにゴシゴシお使いくださいお願い申し上げます。
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old and new
2011・11・29
「毛ぇの話、も〜、止めようやぁ〜」と、誰かが大声で叫ぶ。高校の集合写真の何枚かを回覧しながら「毛」の話になった。「染めてんのか?」「えらい後退したな…」「ズラちゃうんか?」土曜日の北新地、とあるビルの地下1階で洒落たクラブの個室を借り切り全員が60歳の男子ばかりが8人集まってプチ同窓会をやらかしました。ある意味、社会の縮図。「お袋が痴呆でなぁ…」「親の介護で大変やぁ…」「あいつ、癌で死んだらしい…」「年金窓口でケンカしたってん!」「おれら、個人経営やから、アホみたいやで…」「最近の若いヤツラ…」「保証人なってけど、トンでしまいよってん…」「娘が男連れて来よってんけど、これがまた!」「孫できてん」「糖尿やねん…」「ちょっと、小便…」二次会を終え、ご帰還は深夜2時でした。
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冬の寒さにも負けず
2011・11・26
漫画を手にしなくなって40年にもなる小学生の頃の週刊漫画雑誌『サンデー』『マガジン』『キング』は貧乏だったので本屋さんで立ち読みか友達のを回し読みだったのでちゃんと連載物を通して読んだ記憶がない。『チャンピョン』が創刊された頃は少年を卒業していたので読んでない。漫画はだいたい貸本屋さんで一泊二日で10円払い、返却時に5円を返金される一日遅れるごとに5円の延滞金というシステムでした。よく借りたのは水木しげるさんの不思議&怪奇漫画でした。中学生の頃に『ガロ』という大人の漫画雑誌が出て長男が買って家に置いていたのを読んでた時期がありました、好きなのは、つげ義春さん、滝田ゆうさんだった。あ、そうそう…大学の頃に上村一夫さんの『同棲時代』を全10巻を付き合っていた彼女の部屋で読みふけった記憶があります。そういえば…『がきデカ』全26巻も、4畳のボロアパートに住んでいた友人の万年布団の上で読破もしたな。で、つい最近のこと…ネットで本が買えることを知りコミック物の立ち読みが出来るので、やってたら『女の子ものがたり』の絵のタッチやら色使いが気になったので450円で購入したところ泣けました、大変良い漫画だと思いました。つづけて、同じ作者の『上京ものがたり』も買って、ちょっと泣きました。つづけて…『営業ものがたり』を買って、馬鹿らしくなり半分も読まないでPCに眠らせたままです。どこが三部作やねん! なめとんか!
前の商店街からクリスマスソングが聞こえる
そんなきのうの夕刻、撮影先生をしました。
受講生はCタイプへのチャレンジャー、大澤妹さん。
モデル撮影での「動き」をチェックするための最終テストです。
今回から、チャレンジャー自身がモデル風を兼ねてみました。
というのも、大体において撮影中のアシスト作業はあまり無く
ほとんどがモニターを監視(?!)ているだけかも…、なので
( それではいけない! )とモデル風もこなしてもらいました。
で、撮影中のアシストはフロント勤務していた大谷幸香さんにお願いしました。
ライティングはカメラ後ろに発泡スチロール2枚で白壁を作り
それにカメラ両横2灯のストロボでバウンズしました。
バック紙はモデル風一杯に近付け、ぼんやりとした影が
モデル風の輪郭に出ればなあと、まあ、やってみました。で、〆はいつもニコニコ、楽しく愉快な記念撮影です。え〜っと…あ、そうそう!大澤妹さんのCタイプとしての「動き」はどうだったか?ですが…、大丈夫です!作業中は全然気にならないくらいフツーに動いてましたので。つや消しスプレーのようにシューシューとこき使って下さいませ。お願い申し上げます。
一等賞 該当者なし
『音楽』というテーマが抽象的で掴まえ所に窮したのか…
はたまた、見る側の私が窮してしまったのか「これ!」と
いうのがありませんね…、残念です。
二等賞 / 参加賞 全員
間嶋さんのが分かりやすくて
( 面白いかも… )とも思いましたけど…、まぁ、全員二等です。
二日前に、上のアプリを見つけて上機嫌です。
知りたい曲を鼻歌 ♪フッフ〜ン♪ で探してくれるんです。
で、きのう、ここ20年来探し求めていた曲と再会し
今、長年の重い責務を果たせたような( ほっ、)な気分です。
きのうの夜、水割りを止めて湯で割りました。飲んでいるのは熊本県の球磨焼酎『白岳』でソーダサイフォンで最初の二杯は炭酸割り。器は備前焼、岡山県は赤穂線『伊部』駅下車陶器屋が並ぶ果てくらいに小ぶりな不老川がありその先の間口の狭い、お気に入りの店で買いました。ほっこり器で手に馴染み、この冬も「頼んます」。
年齢60にもなると戦後の映画 or ドラマを見ると思わず時代考証家になってしまいます。で、NHK朝の連続テレビ小説の前の作品の『おひさま』があまりにひどい時代考証 etc…に、毎回「チッ!」って舌打ちし続け最後の方は持っていたご飯茶碗をTVに投げたくなったくらいでした。と、まあ、今回の『カーネーション』に関してはここ最近の中では一番出来の良い作品だと感心していた矢先の先週の土曜日手にしたお汁椀を落としそうになりました。今、昭和8年で進行している場面にスイング・ジャズの名曲の『イン・ザ・ムード』がダンスホールで生演奏をバックに踊っているシーンなんですが、これ、ありえないアルね!詳しく調べましたらグレン・ミラーが編曲したこの『イン・ザ・ムード』版は本国アメリカでは昭和14年に発売されたので昭和8年に大阪府岸和田市で生演奏できる訳がないのであります。この曲は戦後、進駐した米兵が持ち込んで、日本でも大流行。ま、昭和8年も14年もワタクシ、生まれてなかったんですけど、それくらいの時代のムードは分かります。暇々爺のしょぉもない怒り…
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紅葉 − ハナミズキ −
2011・11・12
・ガーリック/スライス・バジル・松の実・唐辛子・ローズマリー少量のオイルで低温加熱ガーリックスライスが狐色になったらガラス容器に移しエクストラ・バージンで満たし、保存。
女性の持ち物で、男が持てないモノの
ひとつに『がま口』があります。
あんなに便利なのに
ワタクシには絶対に持てないのが、無念であります。
割烹着姿の母が買い物かごを片手に
魚屋なんかで値の張る魚を買うと決め
がま口からお金を出し
「パチン!」といさぎよく閉め、ひと息吐く
横顔には決死感が物凄くあった気がします。
又、ワタクシ、黙ってお金をくすねようとし
あの「パチン!」音がビクビクで、出来なかったり、も…。
がま口には丁寧に二つ折された百円札が
一枚くらいしか入ってなくて
あとはチャリ銭の小銭ばっかりで
たまに、大正時代の硬貨や外国のコインなんかも
何故か入ってたりしてました。
で、高額なお札は水屋の引出しの
茶色い薄手の封筒に仕舞われていのを
思い出しました。
なんなんでしょうかね…
紳士用のコインケースなんかもありますが
開口面積がセセコましく、つい、焦ってしまい
どうしても、猫背になってしまうので
レジ前で見られたくない姿なのでやっぱり、持てませんよね。
奥の院で厄除祈願をすませ
いつもなら『ほな、帰ろかぁ』になるんですが、
何故か、なんでや、文化の日だからか…
それとも、さっき
ペンキで描かれた大社マップの前で
「あの三ツ辻まで行って、右に折れると本コースやけど
左に折れて、ここに戻って来るコースもあるしぃ…」と
背伸びをしながら指をさし、老婦人達に説明している
ご婦人の話しを聞き( なるほど… )と思ったからか
「三ツ辻まで行こか」と宣言してしまう。
三ツ辻の茶屋、風情のある佇まいでお茶をし、左の路へ。
『きつねと、鯖寿司』
「私、にしんそばとお稲荷さん」
にぎわう参道では店前で鰻やスズメ、ウズラを焼き、
その煙でお客を呼び込むという(いかにも)な
やり方の店が並ぶ、そんな老舗中の老舗の
(いかにも)な店に入った。
「私、スズメ、食べようかな?」
と、妻は小さな声で言った。
( へ… )って思いながら『ええやん』と答えた。
隣のテーブルのオジサンがビールを片手に
「ねーちゃん、スズメ!」と大声を張り上げる
おねえさん「すんません、スズメ、売切れましてん」
赤鼻のオジサン「ほな、ウズラで!」
『どぉ、ウズラにすんの?』
「んーん、スズメは食べたいから、食べたいの」
妻は ♪ 兎追いしかの山 ♪ の歌を
「ウサギ、美味し」と勘違いしたほど
幼い頃、日常的に兎を食べていたという山奥育ちで
同じく、雀をパチンコで捕らえては、親に焼いてもらい
オヤツにしたという、スローライフで地産地消な
幼少期だったのだ。
腹を満たして店を出ると、陽はすでに西に傾いていた。
商売繁盛でお参りした伏見稲荷大社。
思いがけず大厄の厄除けもしたけれど
なんか、ひょっこりでほっこりな
こゝろの旅でありました。
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もうすぐ戦い?
2011・11・4
京都・伏見稲荷大社
異界な朱いトンネルの千本鳥居を
抜けると静寂の奥の院があった。
「祝日がある週はスケジュールが暇になるの」
と、泣き言を言う妻に( それでは! )と
前々から再訪したかった伏見稲荷大社を
神頼み場として選んで出掛けた、きのう、文化の日。
商売繁盛のお守り袋と金運グッズを選び
精算をしている妻を背に
前に置かれた台あたりで待っていた。
台の上には護摩木の山があり
そして
その机の上に「厄年の早見表」が貼られ
そして
驚いたのは「昭和26年・61歳・本厄」が目に留まり
そして、それはワタクシであった。
『ぼくぅ、本厄や。』と妻に伝えて
慌てた気持で、前の穴に200円を投入
何本もあったマジックインキ極細・黒で
例文の通りに【厄除祈願】と書いて、署名
護摩木の山に置いた。
油性のインキは白木に汚なく滲んでいく。
厄年はこんな老人にも冷ややかにやってくるのか?
と… 腹立たしい気分に陥ったりする。
つづく…
きのう秋の夕暮れせまるなか、撮影先生をしました。
受講生は研修を終えて猫の手チーム入りする田村敦史君で、
モデル風はフロント勤務の成田英敏君にお願いしました。
今回、ぶっちゃけ、ワタクシ無計画で臨み
( ま、前回通りで えゝやん… )じみた気分だったのが
やっぱ、大きな間違いだったと反省しております。
いつもの通りは、やる気も失せる
の原則をセルフで踏んでしまい、カッタリィな気分っす…。
次回、ガンバルっす。
〆のいつもの記念撮影、ど~すか、面白いっっすか?
えゝっと…
あ、そうそう!
田村敦史君の「猫」としての結果ですが、OK!です。
やる気と感の良さは(ほ~!)感ありと思いましたが…
スタジオ慣れ、つまり… 足元への気遣いがガサツだったので
くれぐれも注意をしましたので、今後ともご指導ご鞭撻のほどを…
では、トイレ横のモップのようにゴシゴシ、こき使って下さいませ。
お願い申し上げます。