「苦労田、それって、逃げじゃん!」東京で写真学生をやっていて乞食になっても芸術を志していた仲間たちがワタクシが大阪の四天王寺の貸しスタジオに就職を決めたときに、皆から言われた言葉だった。『おれ、マグリットみたいな写真を撮るんだ』だから…、そんな仕掛け、いわゆるテクニックを身につけるために商業写真に『一度、身を置くんだ』と言い切り仲間のそしりを回避した。皆が集まるとダリやマン・レイの話でもちきりで「シュール!」が合言葉のようになっている時代だった。話は変わりますが…きのうの夜、ほろ酔い気分の作物豆さんが言った「きのうの8ozのHPの木村さんの写真、分かった?」『仕掛け…?』「そう」『○×△?』「ん、そうなの」と話が長く続くんですが話してるうちに『マグリットの様な写真』を思い出した。そしてきょうの夕方、撮影先生なんですがモデル風撮影でそんな写真を撮ろうと決心しました。
FixedPoint
&
Click
!
なんか・・・平和
2011・9・29
連休最後の日曜日彼岸花を求めて奈良に行きました。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので日差はあるものの、日陰に入れば肌寒い日でした。彼岸花をはじめて意識したのは20年と少し昔の話温泉にでも浸かろうと三重県・四日市駅から乗り換えて終点の湯の山温泉駅までの車窓から見えた田圃の畦道に咲いていた彼岸花だった。『あの花、なに?』と妻に聞くほど知らなかった彼岸花。「ほら、山口百恵が唄ってた『曼珠沙華』って、あれ…」『え、マンジュシャカ?』長々と説明してくれる妻を横目に延々と続く畦道の彼岸花を眺めていた。夕陽を逆光にし赤々として綺麗だった。そんな気持ちを持って、この日曜日近鉄あべの駅を出発して終点の吉野駅までの車窓の風景だけを楽しんでとんぼ返りで、再び、特急に飛び乗りあべの駅に引き返す、という妙ちきりんな小旅行を楽しみました。上の写真は終点、吉野駅です。山深い駅なのでミンミン蝉が鳴いていたのが耳に残りました。
連休前の木曜日に撮影先生をしました。櫟原慎平君のCタイプ昇格試験の一環としての実戦テストです。モデル風はフロント勤務をしていた金井建士君にお願いしました。今回のワタクシのThemeはリベンジです!9月5日の撮影先生自身の失敗のリベンジであります。……だからライティングetc…は前回通り!…とは言うものの前回を知っているのは、ワタクシのみ!バミってるモデル位置 OK!!逆トップのグリット OK!!で、モデル風の金井君の「動き」が大変スムーズ!なので「あっ!」という間に 終了!!〆は愉快で楽しい記念撮影ですが、如何です?ワタクシ、櫟原君の背後霊として左肩に存在。え〜っと…あ、そうそう!櫟原君のCタイプの実戦テスト結果は、無問題でした。撮影の基礎工事からシューティング中、後片付けも全然、気にならない「動き」でした。セーム皮のようにクリンクリンとこき使って下さいませ。ど〜か、お願い申し上げます。
犬のしつけにお悩みの方いますか?そんな方…BS放送のナショナル・ジオグラフィックの『ザ・カリスマドッグトレーナー』をお勧めします。どんなに獰猛な犬やらお行儀の悪い犬やらが一瞬にしてフツーの犬にしてしまうトレーナーのシーザー・ミランとゆ〜人の番組です。ワタクシは犬も猫も飼っていませんが録画し、ついつい見入ってしまいます。不思議なマジックでも見ているように…一度、是非、見てください面白いこと保証します。ある意味、生きるヒントにもなるような…
一等賞 該当者なし二等賞 大谷幸香さん
ターゲットを若者に絞ったのに賛成します。ウヰスキーといえば、ゆとりのオッサン狙いな発想がフツーですが、そんな中、この広告は目立ちました。あ、4点の写真の1点1点はもう少し努力して欲しいなと思いました。三等賞 西田恵さん&家古谷知彦くん
ウヰスキーらしい広告の写真です、コピーも。
この連休中に阿部野の百貨店で小倉屋山本の「えびすめ」の木箱入りを買い今朝、熱々ご飯の上にのせていただきました。やっぱり、上手くできた商品だと感心しました。あ、そうそう9月16日の写真は…太胡瓜(ふときゅうり・加賀胡瓜)を縦にスライサーでスライスしたものに「ふじっ子」をあえたものです。この夏、酒の肴としてテーブルにあがったもので思わず『うま〜!』と声に出してしまいました。で、老眼なので、メガネを外してアップでジロリと見て『あ、腹立つ、やっぱ、ふじっ子やん…!』と唸ってしまいました。我が家の出入り禁止商品であるふじっ子は恐るべき、万能調理材でと再認識しました。太胡瓜のスライスのふじっ子添え西洋料理のメニューなら上のような料理名が書かれていそうですが… まんまやん!盛夏の酒の肴に、さっぱりとした涼感を届ける逸品な一品です。それを食べてから子供の頃からの、塩吹き昆布にまつわる思い出をとうとう、3日に渡り書いてしまいました。連休中にあの高級塩吹き昆布を大人買い or 箱買いしたこともLet's Make A Memory でした。
FixedPoint
&
Click
!
リュウノヒゲ発見
2011・9・17
“ふじっ子”をはじめて意識したのは今は22歳になる息子の小学校のお弁当でした。小さなお弁当表面が真っ黒けだったので『ひじき?』と妻に聞きましたら「ふじっ子」と当然のような口調で返ってきてそれを知ったわけで、一口食べてみると( そこそこ、うまい )でした。袋の裏を見ると、当然ですが「アミノ酸」が入ってました。それを知って以来TVの料理番組で「隠し味として…」とそれを調味料として使っているのを見るたびに、手抜き食材としての認識を持ってしまったワタクシでした。で、“ふじっ子”なる商品を我家では出入り禁止処分にしてしまいました。その他の出入り禁止品は“味の素”“ほんだし” etc…え〜っとあ、上の写真の説明は、明日へつづく…
ワタクシ、上のような商品をすべて“ふじっ子”と呼んでいます。例えば…“いの一番”や“ハイミー”“ミタス”であっても“味の素”と云うように… 分かりますか?つまり、“細切り塩吹き昆布”の総称として“ふじっ子”と呼んでます。そんなふじっ子、実は、大嫌いで深い深い憎しみさえ覚えています。あれは…、小学生の頃に他家からの頂き物で小倉屋山本の“えびすめ”が食卓にのぼりました。桐箱のようなものに入っていた“えびすめ”は肉厚の昆布の表面には古色を帯びたような一面の塩が神々しく思えました。一口噛んでみると《 ぐみ〜っ 》として大人びた塩味と甘味と旨味が口中に広がりました。貧乏だった我家では3cm角の“えびすめ”1枚でご飯をお代わりして2杯も食べました。後日、百貨店の地下で小倉屋山本を見つけて、母に『えびすめ、買ぉ〜て!!』って叫んでも「高いから、あかん、て」と引っ張られて『ぜったい、買ぉ〜て〜な〜!』と床に転げ回りついに、根負けした母は「ほな、細切りの方にし〜」と1袋、買ってくれましたがその値段は“えびすめ”の半額ほどでした。つづく…
FixedPoint
&
Click
!
みどりのグラデ
2011・9・14
電気バリカンで調髪するようになり整髪料を使わなくなりました。ソフトモヒカン風を気取って「ナチュラルに!!」と、この5ヶ月くらい過ごしてきましたが、、《整髪》もしくは《制髪》または《征髪》をちょっと、したくなりました。それにはやはり整髪料ですよね・・リキッドタイプ、ジェル〃、クリーム〃、ワックス〃etc…あ、そうそう、我家にはチックもあります。あの、スティックタイプの口紅を太くしたようなヤツ…黒と銀の《MG5》と白の《タクティクス》の2本を、洗面所に飾っています。以上のそんな整髪料を駆使してきのう、一応の、完成形が出来て嬉しくなって、撮影したのが上の写真です、はい、、ご覧あれ。。
きょうは中秋の名月。今宵は、上を向いて歩こう、です。息子が小学生だったとき座敷の電灯を消し月見団子を供えすすきの穂を飾り月をめでながら素麺をすゝったことがありました。そしたら息子は毎年の月見どきに「素麺を食べたい!」と言いました。中学生まではそんな習慣が我家風でした。今、息子は名古屋で大学院生です。実は… ワタクシ30歳くらいまで満月とは年に一度この中秋にだけに見られるものでそれ以外は「そうじゃない」と思っていました。妻から「ひと月に1回、満月があるのよ」と聞いて『へ… 』というくらいまったく興味がなかったのを思い出しました。そう、そう、ワタクシが20〜21歳のときに勤めていた大手会社を辞め大学の受験勉強をしはじめ家族からも理解されない、そんな冬の夜道を歩きながら( あれ? )と歩いている自分の月影を発見し( 月でも影がでるんや… )と不思議な発見をしたのも思い出しました。あの夜空の寒々しい満月が忘れられません。深空の寒空の夜は住みにくしと、コートの襟を立て、背を丸くしふと、口に出た言葉でした。
FixedPoint
&
Click
!
御神田(住吉大社)
2011・9・10
FixedPoint
&
Click
!
昨日きれいな空でした。
2011・9・8
きのう、名古屋から帰郷している息子となでしこジャパンのオーストラリア戦をTV観戦しました。スポーツ嫌いなので、TVで観戦するのははじめてでした。《女子サッカーが熱い!》らしい… ので最初から最後までを腰を据えて観てみようと決意し本当に、きちんと正座をしました。感想は( だる… )でした。ガンガン ゴールしているニュースばかり見ているので( なんや、 けまりやん… )まだドッジボールのほうがテンポあるん、ちゃう?そんな感想でした…… 。で、もう、観ません。
先週の金曜日に撮影先生をしました。受講生は研修を終え、猫の手チームになる大澤妹さんです。モデル風はフロント勤務をしていた小野大樹くんにお願いしました。いつもは光を回してメリハリを無くすようにしてましたが今回は、ひとつ黒バックの中に浮かび上がるモデル風にしようとガムバッてみました。。。が!大ボケをかましてしまった、撮影先生です!と、ゆ〜のも、漆黒に浮かぶモデル風には逆トップからグリットで輪郭を出すタッチライトを準備していたんですが、モデル風が(動きやすい)ようにと少し後ろに下がったのを気づかず、グリット位置からから外れてしまたままで本チャンを終えました。でも、ま、なんとなく絵になっているから、ええかぁ…で、楽しく愉快な記念撮影で〆ましたがほら… 定位置で撮影したので、トップライトがきいてるでしょ?!えーっとあ、そう、そう!猫の手チームとしての大澤妹さんは、大丈夫っす!一生懸命の余りにボケをかますかもしれませんが雑巾のようにゴシゴシとお使いくださいませお願い申し上げます。