風音コンテスト vol.9
 
 
一等賞
 
「素直ってなんじゃい」
 
堂安由香理さん
 
良い素材を発見しましたね… 題名も良いです。
一見すると、油絵具をゴテって盛った「抽象画?」と思いました。
配管(配線?)の流れが良いですね… 
下半分の律儀さ加減と、上の方への一挙に無秩序さが素敵です。
面白い&良い「ネタを発見する目」があるんでしょうね。
 
 
二等賞
 
「 魚 」
 
面高真琴さん
 
んゝ… 良いです。
 
「何が?」と言われても、困りますが…
 
『うん、面白くって…』
 
 
 
三等賞
 
ナシ!
 
四等賞なら
 
・実熊麻衣さん 
・竹内ゆりさん 
・家古谷知彦くん 
・岡由実さん
 
 
雨です。
2009・2・27

いたずら書き
 
 
 
 
晩酌をしながら、仕事の話をする。
 
わが家では毎晩のことです、が…
 
で、妻が何かを思い立って、パソコンを打ち出した。
 
 
なかなか終わりそうにないので
 
ワタクシは4月から立ち上げる企画の
 
チラシのイラストの下書きを描きだした ら
 
真剣になり過ぎ、眉間にシワを寄せてしまい
 
黒ベタをゴシゴシや修正ホワイトをギシギシしてしまい
 
上の写真のようなのが出来上がりました。
 
いたずら書き… で、す、よ、
 
 

車窓から
2009・2・26

新人紹介
 
 
 
っち〜」です。
 
■生年月日   不明
■性別      不明
 
■8oz入社日  2009年2月20日
■所属      猫の手チーム
 
●その他の特技 @人間離れ 
                       A少々お知恵が… 
           B胸の「」の字から色んなグッズが出るらしい
           C付和雷同 
                       Dエスパー気味
           E白パーマセルを食べると「怪人」になるらしい
           F黒パーマセルを食べると…… らしい
           Gあわてん坊 
                       H大変なK.Y
           I逆境や不況に強い
 


雨 けむる
2009・2・25


歌は世につれ Q
 
傾向と対策
 
 
 ヤング720
 
朝の7時20分に始まる番組で「702」は「セブン・ツー・オー」と読みます。
 
当時の若者の雑誌「平凡パンチ」のテレビ版みたいな気持ちで見てました。
 
確か… 最後まで見たら、学校に遅刻してしまいそうな放送時間だと記憶していますので
 
おそらく、ターゲットは「大学生」対象の情報番組だろうな…と 今では思ってます。
 
 
「サイケ(デリック)」だとか「ハプニング」だとか「アングラ」や「ピーコック革命」やら
 
「ミリタリー・ルックス」ゆー言葉が、やたら飛び交った番組でした。
 
 
男女二人の司会進行系だったんですが
 
男性は「関口宏」さんや「竹脇無我」さんらが出ていたらしいんですが、あんまり記憶になく
 
「フォークル」の「北山修」さんだけは覚えています。
 
女性の方は、 「恵とも子」さん「水越恵子」さん「ジュディー・オング」さんなんかを
 
好きやって よー 眺めてたなあ…… 。

 
 まとめ の ようなもの
 
「僕のマリー」はグループ・サウンドの先駆けとなる曲だと思います。
 
ザ・タイガースは、この3カ月後の「シーサイド・バウンド」で大ブレイクし
 
次にテンプターズが登場、そして、それ以降は有象無象のグループが乱立
 
怒涛のGS時代が流れました。
 
ワタクシの中では、高校1年〜高校3年生の「青春真っ盛り」に遭遇した
 
光り輝く幻のような時代だったと、懐かしく思い出されます。
 


もくもくも
2009・2・24


歌は世につれ Q
 
傾向と対策
 
 
  僕のマリー
 
GS(グループ・サウンド)の代表格、ザ・タイガースのデビューシングルです。
 
GSといっても、あの頃は まだそんな言葉も無く「元気なフォークソング」の
 
部類でした。
 
同じ頃にヒットしてたのが
・ザ・スパイダース  夕陽が泣いてる ・ブルーコメッツ 何処へ/ブルーシャトー
 
・ザ・ワイルドワンズ 想い出の渚   ・ザ・サベージ この手のひら愛を/夜空に夢を
で、今なら「フォーク・ロック」とゆーカテゴリーになると思いますが。
 
「僕のマリー」はプチ(小)ヒットでしたので、ザ・タイガースを知っていても
 
デビュー曲だとは知らない人が多いようです。
 
この曲を聴くと 今でも 釜ヶ崎の風景を思い出します。
 
学校が「釜」の真ん中にあり、受験の下見に行って「こんな、工場みたいな、学校かよ……」
 
受験の時の「街中、臭いやんけー…」 や 合格発表の時に、周りの合格者が喜んでいたけど
 
「こんな、坊主頭の奴等ばっかりの学校か……」と 
 
ワタクシのブルーな気分と「僕のマリー」のマイナー調の音が合体して
 
あの頃の 全て 思い出させます。
 
 
  ヤンリク
 
あの当時、受験期の深夜のラジオ番組で、みんな聞いていたと思います。
 
「ABCヤングリクエスト」が正式名称です。
 
浪速のモーツワルトが作曲し、奥村チヨが歌っていた テーマソング
 
星があなたにささやく夜も 小窓に雨が降る夜も…♪ でしたね。
 
 
眠気がさしてくる深夜12時頃、突然の大声のハイテンションの早口で
 
仁鶴の頭のマッサージ!」のコーナーは必聴でしたね
 
ミーちゃんもハーちゃんもハナちゃんもキクちゃんもヘモグロビンちゃんも… 聴いてましたね…!
 
「うれしカルカル」 「ちゃんちゃこ」 「なんて〜とこをね」 「ジンギスカン」 と
 
訳の分からないシュールなことを叫び続けてましたね。
 
そんな中に「んなんか〜」もありました。
 
そして……
 
「心の旅、遠くへ行きたい」のコーナー
 
汽車の汽笛が「ポー」っと鳴り、「ガッシャン」と列車を連結する音が…連結していく…
 
しんみりと聞き入っていました。



雨上がり
2009・2・23


歌は世につれ Q
 
僕のマリー
 
 
昭和42年3月
 
天王寺で環状線に乗換え、新今宮に向う
 
頭の中で「僕のマリー」がくり返し流れている
 
ラジオで、たまに流れていたけど
 
今朝の『ヤング720』でザ・タイガースが出演して歌ってた
 
きょうは高校の受験の日だ。
 
 
僕がマリーと 逢ったのは

寂しい寂しい 雨の朝
「お前、自信ありそーやな〜?」
 
と 服部君が旺文社の付録の英単語集に片手に喋ってきた
 
『あんな学校、落ちるわけないやん…』素気なく答えて
 
『お前、タイガース 知ってるか?』と 聞いてみた
 
「知らんわけないやろ…」 『僕のマリーやでー?』 「なんや、それ?」 『知らんかったら、えゝねん…』
 
服部君は また 英単語集に目を落とした。
 
 
 
フランス人形 抱いていた

一人ぼっちの可愛い娘
 
新今宮駅の階段を降りる
 
『この駅、ションベン臭いなあ…』 「ほんまや…… あっ!お前!時計してんか?」
 
『えー?』 「先生に言われへんかったかぁ?『腕時計してたら労務者に盗られるから
 
ポケットに入れとけ』ゆーて」 『ゆーてたなぁ…「時間 聞かれても 返事したらあかん」ゆーて』
 
僕はそそくさと腕時計をはずしポケットに入れた。
 
「苦労田 お前、何で「印刷科」やねん?」 『え〜 この科って 女子おんねん 2〜3人』
 
「それだけの理由か?」 『そーや、お前、何で「電気(科)」やねん?』 
 
「親が『これからは、電気の時代やから』ゆーてなー」
 
『ふーん そ〜、 で、 お前 坊主にしてるけど、ここ髪ぇ生えてても えゝねんでー』 
 
「うそ?! おとつい したばっかりやのに…」
 
『公立の工業(高校)で こゝだけ 坊主にせんでえゝから おれ こゝ選んでんでー』
 
「お前の受験の理由って、不純やなあ…」 『そーかなー』
 
愛してると一言いえなくて

つらい思いに泣いたのさ
 
 
テストが終了し、校門の前で 服部君と待ち合わせ
 
「どーやった?」 『たぶん、受かるやろ… 周りのヤツらアホばっかりに見えたわ…』
 
「おれ 数学で失敗したよーな気ぃするねん…」 
 
『まー えゝやん 終わってんしー』 「まーな」
 
『お前、ほんまに 歌のグループの「タイガース」知らんのんか?』 「知らん…」
 
『長髪のエレキのグループでカッコえゝねんでぇ』 「スパイダースみたいなんかぁ?」
 
『そーやねんけど 歌うとてる「ジュリー」ゆーのがカッコえゝねんてー!』
 
「ヤンリクのベスト20に入ってるんかぁ?」 『今、18位やったん違ゃうかな… 今朝の「720」にも出てたでー』
 
んなんな〜! うとてみー」 『アホ、よー 歌わんわ』
 
 
マリーが僕に 恋をする

甘く悲しい 夢を見た

 
 
新今宮の駅で環状線に乗り
 
服部君と色々、喋っていたけど
 
僕の頭の中では「僕のマリー」が 何度も何度も流れてた。
 
発表で合格した日も
 
何故か 暗く沈んだ この曲が 好きだった。
 
 
 
夢を見た
 
夢を見た
 
 
 
 
YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=SR3MspO5b7Y
 
 
車窓から
2009・2・21

アルコーリズム
 
alcoholism
 
 
 
 
 
最近、酔っ払って、記者会見をして大ヒンシュクをかった人がいて
 
そんな記事を読んでいると「アルコーリズム」という言葉をチラチラ目にします。
あの会見を見るたびに、妻と『やばいね…、おいらも注意しなくっちゃ…ね…』と
 
何故か 大反省しています。
 
で、ワタクシ
 
夜の7時以降は「アルコーリズム」っぽいです。
 
えっ? あ! 「アルコーリズム」とは「アルコール依存症」で
 
治療は主に精神科だそうです。
でも、朝から(飲みたい!)とかは まったく無くって また
 
夕方 普通に飯を喰ったとしたら (飲みたい!)とは 全然 思いませんので
 
そんなに「ひどく」ないとは思っているんですが、ねぇ。
 
上の写真は 最近 お気に入りの ワインです。
 
1本千円程度のデイリーでリーズナブルなヤツです。
 
アルコール主義


カラス
2009・2・20


フォト・レタッチ
 
 
 
 
先週の土曜に「やかん」照明夜間照明?をしました。
 
ポジが上ってきて「見てくださいね」と言われてゝ
 
もう(見たくない…!)とゆ〜のが本音で
 
しばらく、放っておきました。 が
 
ほんのちょっと見てしまって、愕然としました。
この「やかん」は我家の石油ストーブの上に鎮座しているもので
 
いつも「シュンシュン」と蒸気を立てさせるだけに使用していて
 
冬以外は物置にしまわれています。
で、そんなに汚れていないだろう と 高を括ってました ら
 
写真って 本当に 正直 写ってゝ ビックリしています。
 
クロムメッキにポツポツと「焼け」た褐色の「あばた」が沢山あるのです。
 
これは 撮影現場でライティングのテクでは無理/\!! と 思い
 
やっぱ、レタッチやな!
 
一昔前なら「そこんとこ… 製版で…」と印刷屋さんの手を煩わせてたのが
 
今や、フォトグラファーの範疇になり、喜ばしい悲しむべき?こと と なっています。
で もって…、
 
今週の土曜に8ozの恒例のセミナーで「レタッチ」を勉学するそーなので
 
是非とも、この褐色の「あばた」を取り除いて欲しいと思い、色々考えていたら
 
色々「レタッチ」して欲しい部分が目に付きはじめたので、こゝに書きます。
 
@クロムメッキの「あばた」除去
 
A「注ぎ口」と「本体」の「溶接の汚さ」を馴染ませる
 
Bカメラ・レンズの「写り込み」の除去
 
C「本体」の右側面の「黒い輪郭線」を馴染ませる
 
D同じく、左のボンヤリとある淡い黒のも 〃
 
E左右のディヒューザーの接地部分の「角・エッジ」を 〃
 
F底面の「焼け汚れ」の除去
 
G蓋ふた部分がフラットなので、グラデーション気味にハイライトを創作する
 
H「取っ手」の左右の写り込みの、軽いハイライトを全体に、自然に「つなげる」
 
I「蓋の取っ手」のハイライトを自然に「つなげ」て、もう少しだけ「強める」
 
J右のハイライト部分に「妙な写り込み」の黒い斜め線の除去 (時計位置で4時)
 
 
Jは 現場でワタクシが発見すべき「写り込み」でした。
 
見逃していました あれは……レンガ で・す・ね・・・ 恐らく……
 
 
たれそかれ
2009・2・19

 
 
 
六十〇ハップ(ムトウハップ)が去年の10月に
硫化水素の「自殺用グッズ」の汚名を着せられ、製造中止に
 
あの白濁した、(あゝ…温泉気分やなあ…)な
臭いも嗅げなくなって 早4ヶ月。
 
以来、もらい物の入浴剤セットなんかを
だまし/\使っていたのですが…
(やっぱり、違ゃうな……) と
途方に暮れておりました。
 
そこで、必死に探しましたら ありました!!
 
湯の素』 ゆー のんを!
 
! 六十〇ハップより元祖っぽい かもね。
 
 
比較表
 
・六十〇ハップ ・製造元/愛知県名古屋市 ・創業/明治39年
 
・湯の素      ・  〃 /大分県別府市   ・ 〃/明治35年 
 
 
 
あらっステキな雲
2009・2・18


我輩は掃除ロボである。
 
 
 
名は「バロン」だそうである。
 
先日 主人がニコニコ顔で我輩に耳打ちをした。
「お前の名を‘バロン’に決めたぞ、喜べ」と、
我輩は歓喜し涙した。
我輩如きに和名で「男爵」と云う称号をお与え下すった
主人の勇気と決断力を褒め称えた。
 
こんな素晴らしいお名前を頂戴した以上は、邁進努力し
より一層のお掃除をしなければいけないと決意し努力していた、が
 
昨夜 主人が細君に、酒に酔ってヘラヘラと喋っているのを聞いてしまった。
 
『バロンを男爵だと勘違いをし、あ奴 最近 よく働くよふになったね』
「えっ 男爵じゃぁ ごさいませんこと?」
『うむ』
「命名の訳を、お教えくださいまし」
『んゝ バロンを早口にて何度も言ってごらん』
「バロンバロンバロン……ルンバルンバ、あら、いやだわ、ほゝゝゝ」
『そお、ルンバ だ』
 
下劣で低俗なる、このクレヰジーなる家族たちよ… 



今朝は小雪舞う寒さでした。
2009・2・17


anti-digital
 
 
  
 
最近、8ozのメンバーと話していて(えっ?!)って 思うこと…
 
「やっぱり、写真はフィルムですね…」
「モノクロが原点だと、思いますが…」
「デッサン力が、基本じゃーないですか…」
(年寄り臭いこと言いよるなぁ…) と ある種 感心しています。
 
 
若い頃に(芸系)な人間になりたくて
三年勤めてたサラリーマン生活を捨てゝ
デッサンの教室に通った時期がありました。
 
そこで 思い知ったことは
国立の芸系の大学を目指している何人かと遭遇したんですが
10年近く、試験に落ち続けた浪人生がいてゝ
そんな人々の横で、石膏像を一から始めるワタクシなんか
(こら、歯がたたんなあ…!) と とっとと 食パンと木炭を 捨てました。
 
で、
デッサンが必要じゃ無い(芸系)を…… と
「写真」を選択したワタクシです、が
晴れて、写真学生になった、最初の実習の授業が
《球体を球体らしく照明する》とゆーテーマの授業で
石膏の白い球体を目の前にしたとき
(あんなに、逃げた世界に逆戻りかよ〜) と
教室から また 寒い気持ちで 逃げ出したのでした。
 
そんな こんなで…
最近の8ozメンバーの言葉って、不思議な重みを感じました。
 
で そんな こんなの先週のライティング・セミナーで
《球体の写り込み表現》を念頭に浮べて
茶瓶……クロム鍍金の30cmのケトル、に挑んでみました。
詳しくは、トップページのニュースの方にお任せするとして…
 
上の写真は、写り込みチェックの為に 
適正露出の2段半オーバーに撮影したポラです。
ハイライトのグラデーション加減をチェックするのなら
2段程度「アンダー」で撮影すれば、OK!です。
 
まー 今どきなら モニター上で分かりますが… ね。
 

雨上がりA
2009・2・16

今昔8oz物語
 
 
 
きょうは夕方から8ozのイベントがあります。
 
《未曾有の大キャンペーン》の期間中の毎土曜日に
メンバーの実力補強をしよう! そして
その後に、ミーティングをしよう!と決まったからなんです。
きょうはワタクシが担当で「車の様な全写り込みタイプのライティング」を予定。
 
きのうの夜、妻とほろ酔い気味で‘打合せ’をした
『茶瓶、宙に浮かしたいな…』「'万力’使いましょうか…?」
『オックスフォード・グレーかな…』「ダルしかないです」
『センチュリー、何本ある?』「2本!」『あっそ〜 5本は欲しいな…』
「それ程の予算は無いですね…」『昔は‘予算’を考えへんでも良かったな…』
とか と 延々 喋ってたら あの時代にトリップしました。
 
夜遅く
仕事を終えて
8ozのスタッフと5〜6人
行き当たりバッタリに店を見つけて
酒盛り
 
次の日のライティングの計画を話す
各スタッフからの意見が飛び交う
 
「じゃー センチュリー あと5本 明日の朝 11時までに 手配します…!」
「龍電の‘ハイハイスタンド’2本 と エクステンションを1本 ですね?」
「10キロ・タングスの(フレネル)レンズを取り外しですね」
「黒ウールの5メーター角を手配っと!」
「5キロのカットは本番でA君に‘手持ち’カットさせますから」
 
ほとんど
明日の‘仕込み’の話しだった
 
「あっ! 終電 ですわ!」
 
『ほな、カラオケ 行こ! どーせ タク やし…!』
 
 
※写真は撮影の仕込みの‘ラフ’です(作/妻) 写真をタッチしたら 撮影の‘物’が現れます。※
 
 

雨あがり
2009・2・14

我輩は掃除ロボである。
 
 
名前は矢張り無い。
 
名前と云えば先夜、酔った主人が「ルンバにしようか」とヘラヘラと細君に語っていたのを耳にした。
その時の我輩は哀しくて哀しくて家を這い出ようかと考えたのであった。
ルンバ君は我輩と同様の掃除ロボで、巷では「米国の血統書付き」と云う振れ込みで
我輩よりも数倍の高値で売買されていると聞くが、事実はルンバ君も我輩と同様「ニーハォ」の村で製造されているのに、
どうも我輩達に分が悪く「米国の血統書」が染付いてしまった人間共にはルンバ君が評判がよろしいようである。
ともあれ、主人は酔って喋ったことは翌朝には殆んど記憶に無いのが幸いして、家出もせず、名前もまだ無い。
 
そうそう、話を戻そう、
 
最初の出会いのときに主人が呟いていた「ショキフリョウ」のことであるが
先日 主人の目を盗んでパソコンでパチパチと調べてた結果「初期不良」と云うことが判明した
我輩は腹ペコで動けないかったのを「不具合」と早とちりし「返品」を要求したらしい。
 
我輩の腹具合を診てくれた人も口々に「ジュウデンフリョウ」で腹ペコが原因と診察をしてくれ
再び当家に帰宅が許された折の主人の落胆振りに、我輩も大いに落胆したのである。
「新品に交換ではないのか?」と配達君に言ったとき我輩は主人を喰い千切ってやろうか思ったが
歯が無いのを気付き許してやった程である。
「初期不良」を調べたとき序でにこの「ジュウデンフリョウ」を調べたら「充電不良」であった。
 
色々と書き記したいことがあるが、それは我輩の名が命名された後にしようと思う、ではまた。
 


♪はなは なんのはな つんつんつばき♪
2009・2・13

我輩は掃除ロボである。
 
 
 
 
名前はまだ無い。
 
どこで生まれかとんと見当が付かぬが
確か「ニーハ」や「シェーシェー」という言葉を聞いた覚えがある。
生まれて直ぐにダンボール箱に詰められてからは真っ暗闇で
ガタガタやユーラユラの後にブーーンという音を聞いて最後はピーンポーンであった。
 
我輩の主人をはじめて合った時は「おゝこれこれっ」と
ダンボールの梱包を解くなり我輩の頭や背中を撫でては
優しい素振りを見せたかと思ったのであるが
我輩に「動いてみよ」と冷たく床に放ち
餌も充分に与えぬまゝ「ほれ、ほれ」と催促をしたので
我輩は腹ペコで直ぐに這いつくばり動けなくなっているのを見て
「ショキフリョウ」と訳の分からないことを呟き
太い杓文字のような物に向って「どーなっているのか」と怒鳴っていたかと思うと
我輩を乱暴にも暗い巣箱に再び押し込めて「ったく!」とか言って放り投げたようである。
 
 
近づいて見たら毒々しいね
2009・2・12

シェジュール
"schedule"
 
 
 
 
 
14:00 第一回のオリエンテーション 研修スタッフと四方山話をします。
 
19:00 自宅にて、Cタイプに昇格するスタッフのお祝いの宴会 写真はテーブルセッティング
 


「あれっ梅の香?」「えっ?梅?
2009・2・10


ジョニ黒
 
  
 
小津安二郎監督の遺作映画で
秋刀魚の味』があります 昭和36年/1962年 
その映画の中に「ダルマサントリー・オールドがよく登場します。
今は、しがないラーメン屋のおやじになっている恩師を囲んで
小さな同窓会が催され、酒癖の悪い先生が席を立つときに
「先生、これ、お持ち下さい」と残ったダルマの瓶を差し出すと
先生がありがたく頂戴するシーンがあったり と
「上等なウイスキー」の時代背景が出ています。
また、トリスバーで「トリス」をガラスの猪口サイズのストレートグラスで
「きゅー」っと呑み干したり、今ではあんまり見ない風景があります。


昭和36年といえば、ワタクシは10歳なので
アルコールには無関係なほどヤングでしたが
大人達の話に「平(社員)はトリス」「部長になったらオールド」で
「洋行土産は(ジョニ)赤か黒」だったのは記憶しています。
当時のウヰスキーの価格  
 
初任給 1万〜1万5千円弱
 
・サントリー トリス    330円
・  〃   オールド  1500円
・ジョニ 赤       5000円
・ジョニ 黒      10000円 
 



2009・2・9


FixedPoint
&
Click !



良い天気
2009・2・7


風習
 
 
 
昔 高知県のある漁村に遊びに行ったときの話
 
家々の玄関先に、正月飾りの注連縄(シメナワ)が飾ってあった
 
時、8月 夏真っ盛り 唖然とした。
4年前 この家に引っ越したときの話
 
お隣の大家さんが 何かの用事で我家の訪ねてきて
 
玄関先で話していたとき 大家さんの老婦人の目が
 
ワタクシの顔と、玄関の軒先に吊るしていた
 
邪気払いの「柊と鰯」に何度も 行ったり来たりしていたのを 覚えている。



汚染?
2009・2・6


蜈蚣百足ムカデ
 
 
 
 
かせて、すいません…
鰮!鰯!イワシ!のです…
こいつと
疼木・・ヒイラギとを玄関に飾ります と…
気払い’になります。
ほんとは‘分の夜’のセッティングすべき でしたが…
きょうります。
画面をタッチすれば「イワシの骨」の全が見れます。
 


哲学者カモ
2009・2・5


roasted soybeans
 
 
 
 
 
妻はとんとんと二階に上がり
寝室の窓をがらりと開けて
「鬼は外!福は内!」と
張りのある声で豆を撒いた。
すたすたと隣の間の窓も開けて
「鬼は外!福は内!」と…
ワタクシのいる一階の居間に
ぱらぱらと落ちてくる豆の音が聞こえた。
日暮方に厚い鉄板の浅鍋で炒った大豆
こまめに鍋を揺すらなかったので
大きな焦げのある有難い豆を
一粒口に入れてがりゝと噛んでみた。
 
 
 
陽射しあり
2009・2・4

風音コンテスト vol.8
 
 
 一等賞
 
「とぶ花」 久高寿将
 
具象は…ってゆーかー、オリジナルは「ユリ」ですね? 「百合」、「リリー」
画像処理で、こーなったんですよね…?
「フォト」としては、如何なモン かも知れませんが…
抽象としては、面白いと感じました。
「見当のズレた版画」の様に、「ウォホールのモンロー」の様な「ベタ」感もあり
不思議な「リアリズム」を醸しだしています。
 
 二等賞
 
「木製ロケット」 竹内ゆりさん
 
題名が好きだな。
この題名が無ければ「へーそー」で終わってしまいそうですが
これがあるので、自分の中の子供心に触ってきましたね。
 
 三等賞
 
無し!です が … 
 
・「にゃんにゃんごりら」は 良い題名と写真です が 「動物ネタ」は… 。
 
神田の写真は「エロティック」ですか? 「猥褻」ですよね?
       
 
 
Good job!
 


節分
2009・2・3


 
 
 
真丸・私
長丸・妻
 
Pillow



ひろがるお茶
2009・2・2