ストレートdeコーヒー
南港の公団住宅
当時としては「高層」で
10階以上はあったマンション
最上階付近のある部屋の 呼び鈴を 押す
夜明け前
寒い
伊勢神宮の参道にある宝飾店でロケ
店が開店する前に撮影を終える
と いうので
この南港のカメラマンのYさんの自宅からの 移動である
一通り 機材を車に積み込み
「ほな 行くわ…!」とYさん キレイな奥さんに声を掛ける
「あなた これ…!」と 大きなポットを差し出した
「そう!そう!これ… これ!」と 受け取ったポットを ワタクシに押し付ける
車の中は 暖かく 快適であった
Yさんは
小太り
で
「まいどっ!」「お〜きに!」「ちゃいまっせ〜!」「そ〜でんな〜」「あきまへんわ〜」「しまひょか〜」
と
全然 気取らない
大阪の普通のオヤッさんで
東京帰りで
生意気盛りの
ワタクシには
若干
苦手な人でした。
伊勢神宮に 予定より 早く到着し過ぎた
「苦労ちゃん 五十鈴川 見に行こか?」 と ウキウキ ドアを開けた Yさん
『ボク いゝ っす … 』 と 車内から 返した
「ほな コーヒー 飲んどきなぁ」 と 近くの自販機で 買うのかなと 思ってたら
後部座席のドアを開け
キレイな奥さんから手渡された あの大きな ポットの蓋を回し
なみゝゝと その蓋を器に 注いでくれて
「飲んどきな…」と 五十鈴川へと 消えていった。
砂糖もミルクも ねー じゃん!
と 思いながら 一口
ガ〜ン!
昔アラブのえらいお坊さんが
恋を忘れた あわれな男に
しびれるような 香りいっぱいの
琥珀色した 飲みものを教えてあげました
やがて心うきうき とっても不思議このムード
たちまち男は 若い娘に恋をした
コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲みもの コーヒー モカマタリ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒー・ルンバ
う!ま!い!
「嫁ハンのコーヒー 美味いやろ! 苦労ちゃん?」
『すッげ〜! 美味いっすね…!!』
Black
Coffee
久しぶりにいい空です!
2008・1・31
私的喫茶店風景
いつ頃からか
喫茶店で「紅茶」を頼む時
「レモンですか?ミルクですか?」と聞かれ
『 えゝ っと 「ストレート」 で… 』が 通じるようになりましたね。
昔
恋人と喫茶店で
彼女がコーヒーに砂糖を入れてくれるのが
「当たり前」でしたね
「一杯半ね…」 みたいに
お袋が
コーヒーに
3杯以上の砂糖を入れるのを見て
『お母ちゃん 入れ過ぎやでぇ…!』と 言ったら
「何 ゆーてんのん こんなんで 利けへんで…」と 返され
呆気にとられました。
大阪の「トースト」は ぶ厚く 「得」した気分になりますね。
最近 小ジャレた喫茶店は 「禁煙」系ですから
ワタクシは 場末の「オヤジ」系な喫茶店ばっかり探します
そんなんも
無い時は
「 英國屋」か「コーヒーの青山」 もしくは「にしむら」で我慢してます。
照明が暗い中 文庫本の10頁は 読みたいです。
そう… そう…!
三宮の高架下
ジャズ茶房「JAVA」が「禁煙」になりました
あちこちに手書きで「禁煙」とベタベタ貼ってますが
「お吸いになる方は控えめにお願いします」とも書かれてる…
せやけど
やっぱ… 気ぃ使うから 足 遠のくなあ
「ジャズ」と言えば「タバコの煙モクモク」やんなあ…
あゝ…
「ブラックコーヒー」って 今 「死語」ですか?
ワタクシがはじめて砂糖&ミルク無しコーヒーが
「美味い!」と感動した 話
あした
書いてみます。
Coffee shop
本物です。なんば深里橋にて。
2008・1・30
苦労田精肉店
「冷蔵庫の中 肉屋さんみたいになってる ね」
と
台所から戻った
妻
が
言
った
そー なんです。
豚のもも肉 1kgの塊りが 4個 転がってます。
「生ハム」になるべく
塩漬けされ
脱水ラッピングをし
巻き締めされたのが 4個
そして
きのう 妻の実家から 送られたきた
「猪肉」の塊りも
追加されました。
去年の12月8日に仕込み始めた
「生ハム」の残りも 転がってます。
meat
shop
雨・・・だけど。 雨だから。
2008・1・29
奥様ランチ
次の2月の連休に
妻と女友達2人とで
「市内のレストランでランチに行って良い?」
って 言ったので
『 えゝやん… ボクも よしてぇ 』
と 冗談で言ってたんですが…
先日の夜
酒を飲みながら
妻
曰く
「予約しようとした店が アカンらしかって
うち に 『行きたい!』って 言うてきてんけど…?」
『 んゝ 別に えゝよぉ 鶏の丸焼きでも 作ったろか…』
「あなたも 居れる?」
『別に えゝけど… 酒飲んだら 恐いもん 無し やし…』
と
強気の発言したんですが
よくよく 話しを理解てみると 「ランチタイム」 de
奥様ランチ なんですねぇ…
女×3人 男ワタクシ×1人
昼間っから 酒をタシナむ習慣が無く って ちょっと 焦ってます… 。
シラフで 人と話すのが とっても 苦手なもんで …
全品 手料理!
一見 ゴージャス料理を 作ろぉぞ!
腕が鳴ってるぞ!
ブルン! ブルン!
でも ちょっと 焦ってるぞ!
アセ! アセ!
Madam
lunch party
今日は1日中 太陽は雲の中。
2008・1・28
略語
きのう
普通に『ケンチキ』って書いて
後で
この関西では『ケンタ』やろー って
一人ツッ込みしてました。
5年前
メンバーが
「ジコウへ行きたいので長期休みください」
と言ったのが意味不明だった
自動車教習所
だったんですね。
20年前
ワタクシより年上で上品なお方が
「ロイホでお茶しましょか?」
って 言われて
『 ロイホ…? 』
30年前
東京で学生中に
「あー ジハンなら この イッツーの道 行けば 直ぐ分かるよ」
と 先輩から言われ
その言葉が
直ぐ分からなかった。
自動販売機
一方通行
子供が小学校だった頃
「タイイク」ってモッチャリと言ったので
『「タイク」やろ…』と訂正したら
「違うよ それなら「変換」出来ないから…」と言われ
「タイク」とキーで打って変換したら 「体躯」しかでず
「タイイク」モッチャリ打ったら 「体育」が 出てきました。
で
「七」は「ひち」じゃーないし
「通り」は「とうり」でなく
ほんで
「KYOTO」は「京都」じゃー ないぞっ!
って
おい!おい! 意味不明!
ほんでから 《略語》と 全然 離れてるし…!
マクド
いい雲だなぁ〜。
2008・1・26
親の意見と茄子の花
先日 梅田で 用事を終え
軽く 腹ごしらえをしようと
目の前のHEP通りの「ケンチキ」に入った。
3Pを頼み
「お飲み物は…?」に『いりません…』と返し
2F
「喫煙席」に着き
「都島通」の交差点を
ボー っと 見ながら パクパク した
「なんで 親の言う通りに すんのん…?」 と 男の声が聞こえた
見ると
高校生くらいのアベックが隣に座っている
その男の方が 女の子に話しかけている
「声変わり」したばかり か ちょっと 甲高く
「そんなん 死ぬ前になった時に 自分の思い通りに 生きれたか どーか 反省したないねん オレ わ…」
女の子の顔は見えない
「お前の 親の ゆ〜こと ばっかり 聞かんで えゝと 思うで〜」
確かに…!
その女の子の親御さんが何を言ったか知らないけれど
「ばっかり」は 聞かなくって 『 良いぞっ! 』と 思った。
あ
れ
は
21歳の時
『親のゆ〜通りに 生きてゝ 親が先に死んでも ボクの人生は その後も ずーっと続くねんから ボクの思う通りに 生きたいねん!』
と
言って
一部上場会社を辞め
「家出」したのを…
そして
その後
今まで
ずーっと
気持ちは
「家出中」
な
の
を
思い出しました。
「せやから 来週の旅行 お前が 「OK!」やったら 親 関係ナイやん 行こうや〜!」
おい!おい!
そんな話かよ…!
Parents' opinions
今朝の朝焼けです。
2008・1・25
盗難事件!?
同志社だか立命か…
まー
どっちかの大学でロケをしました。
外人モデルさん4〜5人で
撮影クルーも4〜5人でした。
外人の名前の付いた
記念館だか寮になっていて
「○○○館」と云う名前でした。
そこには
何度も
別の撮影隊として
ロケでお借りしてたんですが
仕事を終えた
翌日に
その時のカメラマンさんから電話があり
「苦労ちゃん 「絵」 知らん?」
『 「絵」って どんな 「絵」ですか…? 』
「○○○さんの肖像画らしいねん」
『 肖像画… 何処にあったんですか? 』
「大広間の暖炉の上に掛けてあったらしいねん… 」
『 あ〜 ありましたね…! 確かに… 』
「あれ 無くなってん てー ロケの後に…」
『 あれって デカかった す よ ね!』
「そーやん 150×100 くらい らしい…」
『 そんなん 無理 でしょ… 持って 帰んのん… 』
「出て けーへん かったら 今後 どこの撮影も 貸出し禁止になるらしい… ねん 」
その後 そこの 撮影には 行ってませんが…
あの絵って 何処に 消えたんやろね…
ワタクシ ゼッタイ 知らん!
Theft?!
今日は晴れたり曇ったり・・・。
2008・2・24
麻薬漬け
「鶴橋ってとこにあるんだけどさー ちょっと引っ込んだ
小さい店でさー
‘シャブ’やってんだよ… 仕事終わったら 行かない…?」
と
東京からこられたカメラマンさんから言われました。
「30年前」の話です …
‘麻薬’ って 頭によぎって 身を硬くした。
強面こわもてで「若い頃は‘悪’だったんだよ…」と よく 話してたカメラマンさんは
撮影の合間には 博打ばくちを強要し
ワタクシたちアシスタントからでも金を平気で巻き上げたり
高速道路で200キロ近くを‘くわえ煙草’でぶっ飛ばしたり
確かに‘危なそー’な 雰囲気あり! な 人物でした ので…
『 えぇぇ … 平気 です か ? 』と 返す 恐る 恐る 標準アクセントで
「‘平気ですか?’って 喰ったことないの?」
『 え!? 』
「‘ギュ〜ノシャブ’だよー 」
『 ‘ギュ〜ノ’っ? 』
「牛の‘良いとこ’をさー 薄切りにしてさー ダシきいた鍋に‘しゃぶーしゃぶー’して ポン酢で 喰うヤツだ よーっ」
『 あ〜 っ ‘しゃぶしゃぶぅ’ですか! ‘ちり’ で す ね!? 』
‘しゃぶしゃぶ’は聞いたこと ありましたけど…
ワタクシの中でメジャーにデビューしたのは
「30年前」の あの時でした。 はい!
せやけど
ビックリしたあ
不良に
なるかな
と
カマえた〜
Drug
朝のキッチンは結露しまくり・・・。
2008・1・23
校歌
ワタクシの小学校の校歌です。
大阪市立常盤小学校の… 。
今でも 「空」で 歌えます が
意味は 今でも分かりません はい!
当時
マンモス校で 1学年24〜5組 で 1000人
だから
全校生徒数6000人の小学校でした。
尚かつ
教育校で 越境生が多く
クラスの30%が 越境組みでした。
越境元で「天才少年&少女」や
「天童」くんたちが 境界線を越えてきたので
地モティのワタクシは 当然 「阿呆」 でした。
靴の「右」「左」が分からず
いつでも どっちにでも履ける 靴の形にしてました。
作詞 安西冬衛
作曲 山中二郎
- 千年の松の風清く
高き操をちぎりつつ
われら常盤の学び舎に
いのち雄々しく生い立たん
茂れ若松 姫小松
強く 正しく 健やかに
- 緑の松のかげ深く
滋きめぐみをむすびつつ
われら常盤の学び舎に
こころやさしく伸びゆかん
香れ 若草 教え草
直く 明るく 和やかに
いかがでした
むづかしいでしょ…?
School
song
寒い時はやっぱ直火ですね。
2007・1・22
昭和時代の天王寺界隈
阿倍野区役所に用事があって
行ったんですが
「土曜日」で休みやった。
しゃーない
時間が余ったので「天王寺駅」まで歩いてみました。
消防署の前の「辻調ビル」
小学生の頃 学校の帰り
この前で ぼー っと 中の作業を見てた。
女子の「山田さん」 この裏に住んでゝ ようー ウロチョロしてゝ
「♪偶然を装い♪」会えへんかなぁ… と 勘違いな少年してた。
米屋の息子の「道本くん」は
このチンチン電車の踏み切りを渡ったとこに住んでゝ よー 行った。
阿倍野斎場の交差点の手前
こゝ曲がったとこに
お母ちゃんの友だちの人 住んでた
大きな下駄箱のあるアパートやった
ちょっと前に
ある人に聞いたら
「あのボロのアパート まだ あるはず…!」って 聞いたから
よし!
右折してみた
ら
( 無いやん! )
まー 当たり前っか…
大正時代のアパートやもんなぁ…
と
あべの筋 に 出る
20年前に出来た「ベルタ」は
ワタクシにしたら 最近の建物
( あれ! 通り向こうの建てモン ほとんど 無くなって スカスカやん! )
歯医者の息子が住んでた
「そがべ歯科」も無いやん…!
クラッシクで えゝ建てモン やって
よー 遊びにいったのに…
居酒屋の名店「明治屋」は ポツンと 残ってる けど
これって 風前の灯 ?
純喫茶「田園」 あった!
こゝの息子は中学時代の同級生
ラグビー部員やった…
今頃「ちょい悪」なオヤジになってるやろなぁ…
で
こゝを曲がって「ラブホテル街」の ど真ん中
明石焼きの「たこつぼ」で 昼飯!って 考えてたのに 無いっ…!
「TSUTAYA」になってる… ん かぁ…!?
しゃー ない!
「あべの銀座」の「aa」へ 行こっ!
と 「あべの銀座」の通りの入り口に立ち 呆然!
( 全滅やん…! )
せやけど まー 歩き出して 確認作業する
路地の奥に「aa」を発見するが
看板の隅に
「赤帽」って書いてるから
( 「赤帽系」で あれ ちゃう! )
「銀座」の表通りに面してた「aa」あたりは 壊滅状態やな…
「ホルモン屋」も「正宗屋」も おしまい やん!
と
ワタクシ
つくづく
ほんま
思いました…
「写真」に残すべき か な って
今
「昭和な」写真が流行ってるから
真似 せんとこ って
思ってたけど
ワタクシの「歴史」が消えていくのんって ツライ
写真機 持って 町に 出よか …
今
の
うち
に
・
・
・
My
history
寒い 寒い・・・車窓から。
2008・1・21
FixedPoint
&
Click !
JR東西線は地中深いよー
2008・1・19
13年前!?
きのう
生活していたら…
あちこちから
「13年前の今日」と 言ってた
「忘れてはいけない…」とも 言ってた
ワタクシ 当事者なので 言います。
『 忘れたい です …! 』
も〜 えゝ ちゅ〜 ねん!
当時
「がんばろうKOBE」 だの
「がんばれ!神戸」 だの
神戸以外も被災してるでぇ…!
久米宏みたいな人がTVで
「もし… このクラスの地震が首都圏で起きたら…」
と
シュミレーションなんかして
おいらわ たゞの「ネタ」かよっ!? って 思いました。
「実は… 私の知ってる人も被災したんですが…」 って
死者 6432人
家屋の全半壊件数 51万棟
だから
被災した「知った人」くらい
1人や2人は いてるでしょう…!
もー
ワタクシの回り関しては
放って置いて下さい。
普通に生活してますから…
お願いします。
「では 次! 明るいニュースを ひとつ」 「その前に コマーシャル!」
多少の
「怒り」
を
込めて
.
.
.
What’s?!
13 years ago ? !
太陽の動き・・・わかりやすいっしょ?
2008・1・18
フォアグラ
きのうの晩
庄内の「豊南市場」で仕入れた
生レバを胡麻油と塩でパクパクしながら
『これ ハムに 出来るな… 』
「えっ!?」 と 驚く 妻
『熟成さしたら フォアグラみたいなハムに なんのん ちゃう?』
「チャレンジャー や ね … 」
と
沈黙
どー も 作っても 食べない 様子やな…
ダメもと で チャレンジ やぁ!
Foie gras
ham
夜半の雨のおかげで 空の青さが違いますね。
2008・1・17
ヒヤシンス
きのう 繁華街を歩いてゝ 花屋さんの店先で
ボー っ と 見渡している ワタクシがいました。
て ゆー のんも
妻から聞いた「話」を思い出したからです。
「あるお客様のオフィスに お伺いした時
扉を開けると 「春の匂」 がしたの
キョロキョロ 探したんだけど
見つからない…
用事が済んで
帰ろうとしたら
玄関の棚の上に
ヒヤシンスが水栽培してあったの
「素敵だな…」って 思って
それから ずっと 球根
探してるんだけど
季節が終わったのか
もう お店に 置いてないのよ… 」
ヒヤシンスの水栽培か…
なんか 懐かしいなぁ
そんなに良い香りがすんのんかぁ
と
思って
ワタクシも それから 探してます 。
名前だけ聞くと なんか 寒そーですけど ねっ ?
冷芯酢
Hyacinth
カモさん 寒くはないかい?
2008・1・16
終わったね…
きのうの夜
お風呂に入りながら
ついでに
「餅箱」を洗いました。
これで
やっと
正月
終わりました。
次は 旧正月(2月7日)あたりの 梅見やなぁ…
it's all
over
真っ青な空。いいお天気ですね。
2008・1・15
ZIPPO
きのう
会社を出て
心斎橋「OPA」の「ハンジロー」で古着をあさり
「そごう」の11&12階の‘おっさん趣味’な店をぶらついて
14階の「堀木エリ子の世界展」でも見よかぁ
と
心斎橋の駅に下立って
「なんか… 暑いなぁ!」 と コートを脱いで 手に持つ。
人混みの中
汗が出るくらい
「病気かぁ…?」 と 身体に 聞いてみたが
別に… って ゆーてる
帰りの電車の中で
暑くて&暑くて
ハイネックワタクシ的には徳利のセーターと呼びたいなぁも脱ぎたい気持ちに…
家にたどりついて
着替えをしようと
ベルトをはずしたら
ドスン! と なんか 落ちる音 …
「 ?? 」
「なんや ZIPPOのカイロやん! お前かぁ!」
朝
出掛ける前に
ZIPPOのカイロを
ベルトに通して
背骨付近を温めると「よろしい…」と
なんかに書いてあったのを
思い出し
やったのを
忘れてました…
初のカイロ体験でした。
ZIPPOのカイロ!
こ
れ
使えます!
「カイロ」 今風に云うと 「ハンディーウォーマー」ですね…
Heating
pad
打ち合わせに出かけた京都の路地で パシャッ!
2008・1・12
マクロな気分
きのうの
続き
みたいな
話ですが
夜
居間で
酒を飲みます
妻と二人
それって とっても「ミクロな世界」ですよね…
そんな時
時々
視界に
飛行機の前照灯 ヘッドライト?
が
飛び込んできて
黙って 見入ってしまいます。
妻も気付いて
「飛行機?」
って
言ったりします。
ワタクシの座っている場所から
見えるのは 大阪湾上空を飛行し
「関西空港」
「神戸空港」
へ
そして…
なんと!
「伊丹空港」大阪国際空港への
着陸する飛行機のヘッドライトが
真正面に見えます
真正面だから ピカーッ と 目に入ります。
で
前回 調べた時に 分かりました!
和歌山県の「潮岬」が
ワタクシから向って「11時の方向」に位置しているのです。
本州最南端
北緯33度25分58秒
東経135度45分45秒
北やら南から いや! 全世界から 「伊丹空港」に入る 飛行機が
「潮岬」上空でハンドルを切って?? 真っ直ぐ「伊丹」に向っているからです。
で
その旋回途中で
ワタクシの目に真正面位置に入るのです。
とても… 低空に見えるので
「和歌山に空港 有ったっけ…?」
と ずーーーー っと 悩んでまして
前回 調べて 理解できました。
スズメやハトの目になって
見下ろす気分じゃーなくって
雲の上から眺める よー な 感じに
不思議に ワープしてしまいます。
それが どないしたん?
おたく… 飛行機オタク?
Macro
view
タンポポ?春近し???
2008・1・11
対岸の白い煙
去年の暮
妻
が
「きょうは向こうの煙がはっきり見えるわね…」
と
言った
「そー やな…」
と
生返事をしながら
見ると
大阪湾をはさんだ向う岸に
見た目1.5cmの
白っぽい煙突が
一本すっと立ち
真っ青な空に
白煙がヒョロヒョロと棚引いていた
あっち方も 風は おだやか なんや なぁ …
次の
土曜日
そして
日曜日も
煙突の白い煙は
出ていた。
土日出勤の工場って…?
と不思議に思い
調べてみました
「Google マップ」に自宅の住所を入れ
我家の「めちゃんこアップ」の地図を出し
セロテープで方向位置をベタっと貼り付け
マップの拡大率を「−」をクリックし続けました ら
判明しました…
堺泉北臨海工業地帯
さかいせんぼくりんかいこうぎょうちたい
その敷地内の
堺港発電所
だ
ろ
う
・
・
・
「だろう…」って
ゆ−のは
だって 土&日 に 働いてる のんて…
そらぁ! 発電所 やろぉ!
と 勝手に「決定!」しました。
今まで 我家は「南」向き
だと思っていましたが
実は「南南東」向きだ
とも判明しました。
我家を 俯瞰で 考える って
なんか 愉快な気分になりました…
Bird's-eye
view
いやぁ〜いいお天気。戎さん日和?
2008・1・10
千枚漬け
関西の冬の味覚のひとつに
千枚漬け が ありますよね
昔は 嫌いでした…
子供なワタクシの舌は「酢のモン」が 苦手でした。
らっきょ
&
千枚漬け
系
が
苦手でした。
今 千枚漬け は 自家製です。
お手本は
京都「村上重」むらかみじゅうの千枚漬け です。
「聖護院蕪」しょうごいんかぶらを
ドイツ製のスライサーで2.5ミリにカットして
蕪の重量の4パーセントの塩を加えて
3日間 下漬け
いったん 笊上げし 再度
大量の「昆布」と好みの「鷹の爪」で 本漬け
「柚子」の皮 少々で香り付けしても グー!ですね
「酢」は使いません
4〜5日程経つと天然の酸味が出ますので
味のグラデーションが楽しめます。
最初は「塩っぱいかな…」から
天然アミノ酸がグッと利いた
昆布が醸し出すトロトロのとろみ感へ
ちょっと酸味に移行していく
七変化な千枚漬けの味が楽しめます。
是非 お試し を !
ドイツ製のスライサー 買っちゃいました!
だって…
紙みたいに ペラペラな 「生ハム」って 美味い! ですって!!
1000 piece
pickles
わっ!もうチューリップの芽が出てきました。
2008・1・9
修行
「苦労田くん なんか えゝなあ…」
『 ? 』
「ぼくなんか 1年間 内弟子から はじめたんやで…」
『 内弟子? 』
「先生の家で修行すんねん?」
『 家で修行?女中? 』
「掃除 洗濯 便所掃除 電話番」
『 電話番って マネージャー? 』
「今で 5年目やから 来年 暖簾分けやねん」
『 のれんわけ? 』
「スポンサー 2〜3本 もらうねん」
『 よろしー ねぇ…! 』
そ〜 こ〜 してたら
先生が後ろから
「あほんだら!」と大声で叫ぶ
と
同時に
飛んで来て
履いてたスリッパを手に持ち
パッカ〜ン! と
どつかれてる…
「苦労田くん 木刀 や トレペ ちゃうから まだ ましや … 」
『 ?! 』
30年前の 話 で す から 。
包丁一本
晒に巻いて
旅に出るのも
板場の修業
Feudalism
今朝はものすごい霧でした。
2008・1・8
気軽に 行こうぜっ! 今年も
沢山の餅 喰った 喰った!
今朝は 七草粥 喰ったぞ!
明けまして おめでとうございます。
本年も ご愛読の ほ〜 お願い申し上げます。
さて
さて…
8ozの年賀状の『拡大版』を発表します。
『昭和35年』といえば…
ワタクシ9才で小学3年生
世の中は『60年安保闘争』で騒然としていました…
母子家庭だったので お母ちゃんは隣町の工場で働いてゝ
「残業」ようけして 手取りの給料が1万円をちょっと超えるくらいだった と 思います。
国鉄(JR)の最寄駅『美章園』から隣の駅の『天王寺』の料金は10円
つまり 1駅の初乗り料金 子供だから5円の頃の話です。
では
以下
全文
です。
昭和35年 元旦。
風は強く吹いているが日差はゆるく縁側に揺らいでいる。
火鉢の薬缶からはシュンシュンと湯気が立つ。
この家で「上座」と呼ばれている席に父の勝男はそわそわしながら正座し
その正面に母の妙子と娘のチエ子がニコニコ顔で寄り添って座っている。
「おっほん!」と勝男が重々しく咳払いをし
「明けまして おめでとうございます」と深々と頭を下げると 前の二人も急いで頭を下げた。
「本年も…」と言おうとした勝男の声が裏声になったので
チエ子は「プッ!」と吹き出して 母に「これっ!」と睨らまれ「そやかて…」と言いかけたが止めた。
「えー 本年もよろしくお願い申し上げます… あー 昨年は まー 色々とありましたがー
わたくしー この4月に『包丁』を担当するようにとお店からの要請があり
全力ベストで『包丁』に努力するつもりであります…!」と一区切りした時に
チエ子が「え… おかーさんなんか 毎日 包丁 握ってるのにね…?」と妙子に小声で言うと
「アホォ おかあさんは 本職の板前さんとちゃうしぃ…」と同じ小声で返ってきた。
「包丁をっ!」と又裏声になってしまった父は「うっへん!」と咳払いし
「えー『包丁』を持てるよ〜になったら その分 手取りも上がることやし
みんなにも多少の楽をさせられると思いますので お父さんにご協力のほーを
よろしくお願い申ぉーし上げます っと! 以上で 終り…』
と言い終え足を崩そうとした父に 「ご協力って晩酌のお銚子『も〜1本 追加!』ってゆうこと?」とチエ子が茶化すと
勝男は正座し直し「まー 板場で気苦労も増える事やし…それわぁ…それで…お銚子の追加を…
1本もしくは100本ほど希望するところでもあります!」と初めてニタ〜っと笑ってあぐらをかいた。
「アホなこと言わんと…」と妙子は嬉しそうに卓袱台を拭きつゝ
「せやけど ほんまに あなたも よー頑張りはったと思うわ〜。
昔 初めて 逢ぉた頃は『拳闘家になるんや!』ゆうて… 将来は不安だらけやってんけどね…
今では 強気の『お銚子100本!』やもんね!」と言った。
勝男は二分刈りの頭をポリポリと掻いた。
チエ子は「へーっ!お父さん 拳闘やってたん!?」と父がカッコ良く思えた。
勝男は「いやぁ…昔のことや…」と恥ずかしそうに
「貧乏やったからな 出世するのんボクサーが手っ取り早い思て やったら
天王寺界隈ではチャンプまでいってん…」と下を向いて答えた。
「ほんまの拳闘家やん!」とチエ子は勝男の膝の上に座って
「何か 証拠 あんのん?」と生意気な口で聞いた。
「確か…グラブあるよな…?」と妙子に聞く。
膝の上のチエ子が足をバタバタさせて「おかあさん 出して!出して!」と急かせるので 押入のグラブを探してチエ子に渡した。
「わーっ!カビ臭いーっ」と鼻をつまみながら「これって あんまり重たないねんね…?」とチエ子はグラブの重さを計る様な手つきで聞いた。
「あゝそれ8ozや」と勝男。「えっ?『ハチオンス』って何?」と聞き返すチエ子に
台所から「おとーさん!去年 尺貫法が禁止になったん知ってはります?」と妙子の声が飛んできた。
「え〜 『オンス』は尺貫法と関係ないやろ… ほんで 尺とか貫が禁止ゆやうてもやなぁ
これから 「ちょっとすんまへん」が「約3cmすんまへん」になるんかいな〜?」と大声で言い返したが返事はなく
「あらっ… 雪 降ってきたわよ!」と台所の妙子の弾んだ声が返ってきた。
チエ子は「えっ 雪ぃぃぃ!」と玄関へ走り出し玄関の引戸をガラガラガラと全開にしたまゝ表に飛出していったので
寒い風が部屋に一気に入り込んできた。
「わあーい 初雪ぃ! 初雪ワッショイ!安保反対!初雪ワッショイ!安保反対!」とチエ子は意味もなく路地を駆けている。
戸口では勝男と妙子が寒さをしのぶようにして雪の空を眺めている。ビュンビュンと電線を鳴らす木枯らしはとても冷たかった。
「あ 来てるかな…?」と勝男は郵便受けを覗き込み 年賀状の束を持って居間に入ってしまったので 妙子とチエ子も続いて戻った。
「うゝっ!さっぶー!」と火鉢に手をかざし年賀状を見ていた勝男が「ガハハッ!」と大笑いした。
「チエ子の友達に おもろい子ぉおるで〜!『ねずみ』の『ずぅ』は『すぅ』やのに『つぅ』に『てんてん』打ってる子ぉおるで〜!」と大声で言うと
横から「おとーさん 見せてーって!」とチエ子が引ったくった。「なんや!アホの正男からや…」と放り投げてしまう。
妙子は卓袱台に朱塗りの重箱を丁寧に並べ終え その年賀状を拾って
「へー 太い筆で黒々と!ほんまに迫力のある大きな字で『ねづみ』って書いてあるわねぇ!」と言った。
勝男は「せやけど… なんか おめでたい気分にさせてくれるなぁ その年賀状…」とみんなの顔を見ながら言った。
「ほんまやね…!」と妙子はこくりと相槌を打ち チエ子は「ほんま?」と言ったが
みんなでその『ねづみ』を見ているとだんだんと愉快な気持ちになってゆくのを感じた。
六畳間の小さな床の間に飾られている4本脚のテレビジョン。
去年の皇太子様のご結婚にチエ子にせがまれ
やっと月賦で購入したテレビジョンから「春の海」の琴の音が流れていた。
そおして 慎ましく 微笑ましい一年が この家に始まろうとしています。
元旦にパシャッ!
2008・1・7